自然ほど怖いものはない!

作成 八羅文明 (水溶性ケイ素とは!

 あなたは、「自然の食材は体に優しく、無害であり、人が手を加えることで問題が発生する」
と思ってはいませんか?
私は医者が「治らない」と言う乾癬を患っていました。そのこともあり、40才ころから健康に問題意識を人一倍持ちました。多くの健康関連の本を読み漁りました。そうして「自然のものは良いのに人が手をかけることで問題が発生する」との主張に接してきました。けれども、それが大変な間違いだっとと気が付きました。
猛毒のトリカブトや毒キノコが怖いと言っているのではありません。

 確かに食品添加物など、人が不用意に手を加えたために問題のない食材が問題食品になってしまうことも多いのが現状ではあります。砂糖などのように精製度を上げるにしたがって消化吸収が早くなりより体に負担になる食材へと変化すると言うこともあります。ケシからとった麻薬はその精製純度が上がるにしたがってより凶暴なものへと変化していきます。

 牛馬と異なり貧弱な消化器官しか持たない人類はそこここに生えている植物を食べることはできません。人が食べることができる植生を自然界から見つけ出してそれを拡大再生産してきました。
 米の安全性は極めて高い食材だと言えますが、それでも根や茎まで食べることはできません。その実も周りの皮をはぎ精製して白米にし、さらにこれを煮ることで人にやさしい食材へと変化するのです。
 コーヒーやお茶も丸ごと摂れば健康に良いなどと言うことではなく、湯に溶けだす成分だけを摂っています。丸ごと食べるとかなり酷いことになってしまいます。
 
 大豆などを見てもその皮には毒物が含まれます。そうすることで、虫や動物などに簡単に食べられないようにしているのです。
人はこうした毒物を水にさらして毒抜きをしたり、発酵させて無毒にしたりしてきました。人の手をいっぱいかけることで良質な食材へと変えてきたのです。

 人類の歴史を正当に学ぶ習慣を現代人はなくしてしまったかのようにも見えます。
そのことは時に《決定的致命的な結果をもたらす》ことさえあると思っています。

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