心の整理(断捨離)

八羅文明 (水溶性ケイ素とは!

 部屋の整理整頓ができているでしょうか?不要のものがなく、整理整頓された部屋は大変気持ちがよく癒されます。

 さて、ここで問題なのは心の問題です。我々の部屋と同じように我々の心にもゴミが溜まってしまいます。断捨離が必要なのは部屋の整理整頓だけではなく心も同じだと思います。快適に暮らすためには必須ではないでしょうか? 例えば、子供が夏休みの宿題を夏休みの最後までやらないで、放置しているとすると、その子の頭の片隅にはいつもこの宿題が住み着くことになってしまいます。その分、この子供は集中力が欠けて生命力も落ちてしまいます。私が感心した都内の有名幼稚園では〈やり抜く子〉を育てることを標榜していました。こうしたしつけを受け、〈直面した課題をやり通して後に問題を残さない子供 〉 は心の整理整頓が着くので生命力溢れることになるのだと思います。将来役に立つ人に必ずなっていくのだと思いました。

 我々の心の中をすっきりさせるとは、《物事を中途半端に投げ出さないで〈ケジメ〉を着けるまではやり通す》と言う習慣ではないでしょうか。物事を 〈ケジメ〉 を着けながら生活すると言うのは侍文化でした。農民主体の日本人だったとは言え、この文化はほとんどの日本人が受け継いでいると私は思っています。世界中でものすごく多様化が進み非常に多くのことが我々の心に入り込むような時代になってきたと思います。こうした時代にうまく適応していくために、物事に対して 〈ケジメ〉 をつけながら生活していくことが非常に大事だと思って、自分を戒める日々を送っています。《今できることは今やる。今日できることは今日やる》と言った生活の原点を守ることが、多様化を楽しめるか?はたまた、多様化に翻弄されてぐちゃぐちゃな人生を生きるかの分かれ道だと思っています。

 そうは言っても、そう簡単にけじめなどつけられないこともあります。特に心の問題は簡単ではありません。捨てるべきかどうかの判断は物に対しての判断よりもはるかに難しいですね!そうした時にはどうすれば良いのでしょうか?人に相談したり、日記を書いたりするのが良いと思っています。

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