癌の早期発見の落とし穴

20190820 先負 晴れ
作成 八羅文明(書籍SNSマップ水溶性ケイ素とは!

 癌で死亡する人が増え続けています。一方癌治療は遅々として進みません。そこで、早期発見が叫ばれています。早期に見つけて癌を取り除いてしまえば、手術方法が発達してきた現代では内視鏡手術などで簡単に癌を取り除くことができる。と言うことです。

 あなたはこれを聞いてどのように思われているでしょうか?
私には懸念していることがあります。それは、癌を簡単な手術で取り除けるために《癌を完治できた》と思ってしまって、癌を引き起こした生活環境の改善などを軽視してしまうことです。

 先日、私はある宴会に参加しました。そこには先日、食道癌の除去手術をを受けた人がいました。
《手術は内視鏡手術で簡単なものだった。取り除いた患部を検査したところ、本当の初期段階で抗がん剤治療の必要もない》とのことでした。早期発見できて、早期に簡単な手術で取り除けたのでそれ自体は大成功だったと思います。

「医者からはしばらくは飲酒を禁止されているので今日は飲めない!」と言っていました。
食道癌ですから、飲酒は大敵です。飲酒によって食道癌が発生した可能性も濃厚です。けれども、癌が完治したのでまた飲むことになりそうです。

 私は強い危惧を持ってしまいました。
アルコールの度数の強い酒を飲んでいなかったかどうか?酒の量が多すぎなかったかどうか?なども考えるべきだと思いますが、簡単に癌が取り除けたことによって慢心すれば、再び癌を発症する可能性は強いと私は思います。まして、彼は還暦を過ぎました。普通にやっていれば、これから免疫力はどんどんと低下していきます。

 発癌環境があったから、初期段階とは言え癌を発症していたのですから、同じ生活を続ければ再び癌になる可能性が強いと言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です