2019/07/07 作成 八羅文明（書籍・SNSマップ・水溶性ケイ素とは！）
あなたは、糖尿病に悩んでいませんか？
朗報です！
白米70%に、押しつぶして平らにした大麦を30%混ぜた〈麦飯で〉糖尿病が治ることが報告されています。
この麦飯を食べた後の血糖値の上がり方が少なく非常に穏やかなことが調べられました。
糖尿病に必要なのは適切な食事です。一部で実施されている、極端な糖質制限食は糖尿病のリスクをへらすどころか返って、糖尿病を悪化させえることが分かってきました。糖分の摂取が問題だとして、糖質ゼロを目指すような食事を行えば、耐糖力を低下させて糖尿病の治療には向かないことが分かってきたのです。耐糖力と言うのは体に入ってきた糖分に対してこれを代謝していく能力のことです。
一つは膵臓が充分機能してインシュリンを必要なだけ出すことができるかどうかです。
もう一つはインシュリンが適切に出されたときに、これに反応して筋肉や肝臓が糖分をグリコーゲンに変換して蓄えることができるかどうか？さらに脂肪組織が糖分を中性脂肪に変換してそれをたくわえることができるかどうかと言ったことです。
生物学者のラマルクが《生物は使う器官は発達して、使わない器官は衰える》と言う生物進化の結果をまとめましたが、糖尿病に関しても例外ではありません。適切に使わなければ膵臓のインシュリン生成能力なども衰えてしまうのです。
糖尿病を引き起こしている一つの元凶は小麦です。小麦の糖質アミロペクチンAはスーパー糖質と呼ばれていて砂糖以上に吸収の早いことが知られています。三時のおやつに小麦と砂糖と油で出来たスイーツを食べたりすることが最悪であることが分かってきました。使う器官が発達すると言っても、過剰な負荷をかければ組織を破壊してしまいます。糖質ゼロにして膵臓を全く使わないと言うことではなく、適切な糖質を摂取して膵臓を適切に使うことが必須です。
大麦は小麦のように多くのタンパク質は含まず、米のように炭水化物が多いのです。それでも、その吸収が穏やかです。従って麦飯を食べて情緒不安定になったり集中力が落ちてしまうと言ったことにはなりません。充分な活力が維持されます。要するに膵臓や肝臓などを適切に使うことができるのです。
こうしたことのためか、刑務所の食事にはこの麦飯が三食出されます。これで、多くの囚人の糖尿病が治ったことが報告されています。ただ、この麦飯ご飯は白米100％に比べると食味は落ちます。臭い飯と言って囚人から嫌われても来ました。が健康上はものすごくよいのです。
過剰な糖分を必要としている癌にも麦飯は有効ではないでしょうか？