鼻呼吸はPM2.5や肺炎対策に有効。私の体験談

2019/06/17作成 八羅文明(書籍SNSマップ水溶性ケイ素とは!

鼻呼吸によって発がん物質のPM2.5の取り込みが40%ほど減ります。
また、現代では肺炎での死亡率が非常に高いのですが、肺へのウイルスや細菌の取り込みは大幅に低減できます。肺炎の予防になるのです。鼻呼吸の徹底で酸素と取り入れ効率が良くなれば、それはそのまま体力が増強されたことです。それ以外にも免疫や代謝の大幅な改善につながります。

鼻毛は、鼻から空気を呼吸する際に、フィルターの役割を果たし、塵埃や微粒子などをからめとります。そのことで塵埃や微粒子などが気管支に入り込むことを防ぐのです。また、鼻呼吸時の吐息に含まれる水蒸気を吸着し、鼻から息を吸い込む際に蒸発させることで、肺での酸素の吸入効率を高める要因になっています。

鼻の穴は口と比べて小さいので、一見息苦しいようですが、肺での酸素の吸収効率が良いということです。

私自身の体験談を言うと、常に口呼吸をしているわけではありませんでしたが、寝ているときには口を開いているようでした。スポーツをやったり、歩いたり少しでも呼吸が上がる場面では口呼吸になっていました。それを鼻呼吸に代えることで体調が良くなったように思えます。スタミナが着き息が上がらなくなったようです。風邪もひかなくなったように感じます。

「お父さん、居間で昼寝をするときには、口を開けていびきをかかないでほしい!」と妻によく言われていました。ある日、娘から「お父さん、この本読んでみるといいよ!鼻呼吸のことが書いてあるよ!」と分厚い健康関連の書籍を渡されました。医療関連書で、一つの章が鼻呼吸にあてられていました。鼻呼吸が如何に有効か、どうすれば口呼吸を止めて鼻呼吸に切り替えることができるかが詳細に述べられていました。

その中に、超一流のスポーツマンは鼻呼吸が多いと書いてあったのです。確かに鼻腔を広げるために鼻に絆創膏を着けているような場面をテレビで見たことはありました。それでも、半信半疑でした。

私は今から50年以上も前の中学生の時にバレーボールをやっていて、猛烈な特訓を受けていました。冬季練習などでは山の上まで続く階段を駆け上ると言った訓練をしました。頂上にたどり着くころには心臓の鼓動も激しく呼吸は目いっぱいになり倒れそうでした。これまでの人生で肉体的には最も苦しいものでした。その時は口を大きく開けて呼吸しました。呼吸が体の要求に追いつかないのを感じていました。しばらくは呼吸が大変苦しかったのです。それ以来、スポーツをやるときには必ず口呼吸になっていました。それで、鼻呼吸と言われても、本当に苦しくなれば必ず空気を吸い込むときに抵抗の少ない口呼吸になると思い込んでいました。

けれども、書籍には「呼吸するときに抵抗はあっても、鼻から吸いこんだ大気は湿度が高くなり、酸素の肺からの取り入れ効率が良くなるので有利である」と書かれていたのです。そこで、週に一度は10キロほどのジョギングをやっていた私はジョギングで試してみることにしました。

まず、3キロほど距離を短くして早く走り、その時鼻呼吸をやってみることにしました。距離を短くしてスピードを上げれば呼吸は荒くなります。それでも、鼻呼吸で充分走れました。むしろ呼吸が楽にできているように思われました。それで、今度は3キロの短距離ジョギングの中でも途中で50メータほどをほとんど全力疾走のような走り方をしてみました。当然、息はさらに上がります。この時口を完全に閉じたままで鼻呼吸をやってみたのですが、多少鼻息が荒くなる程度で問題なくやれたのです。確かに口呼吸よりも楽に感じることができました。それ以降、ジョギングをやるときには口をしっかり閉じて鼻呼吸をやるようにしています。

長年、運動をするときなどには口呼吸になっていた私は寝ているときにも口を開いていたようでした。そうしてうるさいいびきをかいていたようです。それで、書籍に書いていた処方箋に従って起きているときには幼児用のおしゃぶりをしゃぶりました。恥ずかしいので自分の部屋にいるときだけ限定ではありましたが効果はありました。寝ているときは絆創膏二枚で口を✖の字に貼り口を塞いで寝ました。一か月ほども、こうした生活をやることで私の口を開く習慣はすっかりなくなりました。

参照:PM2.5の健康への影響(京都大学大学院 医学研究科 金谷 久美子)

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