2019/06/17作成 八羅文明(書籍・SNSマップ・水溶性ケイ素とは!)
私の母は今年96才になりました。母が80才になったころ、足腰が弱くなり、膝を痛めて歩けなくなりました。車いす生活に入るのも時間の問題で、やがて寝たきりになることが心配されました。
母はそれまで、いつも自分で料理を作り食べていました。そのことで安心はしていたのですが、気がかりなことがありました。その一つが、母は甘党で身の回りには常にスイーツや菓子類が置いてあったことです。
スイーツは糖化を加速させます。骨や靱帯や腱のタンパク質が糖化されて硬くもろくなり腰痛・膝痛・骨折の原因になります。それで、スイーツや菓子類を止めて果物を摂るように少し強めに勧めました。母の周りからスイーツが消えてリンゴなどの果物がいつもあるような生活に変わりました。現在では、車いすの生活に入ることもなく無事暮らしています。
果物は吸収が非常に穏やかで血糖値を上げ過ぎないことが知られています。ビタミンCや食物繊維や酵素も豊富で体には大変優しいのです。果物の甘みの主成分は果糖です。砂糖とは異なり吸収が非常に穏やかなのです。血糖値を急激に上げて体にダメージを与える小麦や砂糖とはまったく違います。
ただし、市販されている果物は商品価値を保つために野菜以上に多量の農薬が使われています。それで、皮などはしっかり取り去って食べる必要はあります。(イチゴには残留農薬が多く取り除くのも難しそうです)
果物の果糖は砂糖などと比較して血糖値は上げないでも、中性脂肪にはなりやすいと言う指摘があります。肥満の原因になると言うのです。けれども、これは血糖値スパイクを起こして摂りすぎてしまうスイーツなどとはことなり果物の場合には次から次へと食べなくては治まらないなどといったことにはなりません。
それと、30才、40才、50才と吸収能力は衰えないのに、代謝能力が衰えるためにどうしても肥満気味になる人が多いのですが、さらに年をとると、今度は吸収力も落ちて体が痩せてくるのです。70才、80才、90才と次第に痩せて体が小さくなります。それで、年配の人は太りすぎることなどを心配することは全く不要なのです。
私の場合は若い時は無類の甘党でした。酒にも目がありませんでした。39才の時夕方に工場の周囲を散歩していて悪寒を感じました。「遂に、来るものが来た!」と糖尿病を予感しました。
それで、毎日食べていたスイーツを断ちました。甘党だったので容易なことではありませんでした。が、果物が救ってくれました。毎日果物をスイーツに代えて食べることにしたのです。
果物では糖尿病にはなりませんし、果物は食べ過ぎることもありませんでした。肥満することもありませんでした。結果、血糖値の上昇を指摘されることもなく現在に至っています。30年経過した現在糖尿病の心配は全くしていません。