癌対策可能な糖質制限とは!

2019/06/06 作成 八羅文明(書籍SNSマップ
水溶性ケイ素とは!

私はヨットを50才の時に始めてほぼ20年が経過しました。これだけ経過するとそれなりに上達はしました。現在は過去のどの時よりも楽しくセーリングができるようになりました。

けれども、ものすごく残念なことがあります。それはこの数年体力が落ち始めたことです。膝が弱くなり、目がかすむようになりました。

今後何年間セーリングを続けられるのでしょうか?70才を越えて80才になってもセーリングを楽しめるのでしょうか?90才でも可能でしょうか?そうしたことを考えるようになりました。

体の衰えの多くが糖化によることが判明してきています。糖化とは体のタンパク質が過剰な糖分と結合し架橋してさらに大きな分子になり代謝が衰えて機能が衰えてしまうことを言います。

糖化は全身の様々な臓器で起こると言われています。老化の原因とされています。目の水晶体が糖化されると硬くなり遠近調整が上手くいかなくなります。目の角膜が糖化されると目がかすんできます。耳の振動体が糖化されると次第に耳が遠くなります。骨が糖化されると硬くもろくなり簡単に骨折するようになります。

全身の様々な老化現象を糖化が引き起こすのです。それで、私も本格的な糖質制限に数年前から乗り出しました。

私の糖質制限とは老化防止・体力増強が目的です。

世間一般で実施されている糖質制限とは糖尿病対策・肥満対策のために実施されています。

私とは目的が違います。

近年、癌の性質もかなり明らかになってきました。その中で癌細胞は糖分のみを栄養としていて、しかも糖分からのエネルギー生成効率が悪いことが明らかにされています。
そこで「糖分の摂取を止めて、肉や脂のみを摂るようにすれば、癌を兵糧攻めにできる」
と思われたりします。
しかしながらことはそう簡単ではありません。人体にも糖分でしか生きられない細胞がかなりあるからです。それでも、強引に糖質を極端に減らすと体は筋肉などを分解して糖分を得るようになります。そうすると痩せるのです。当然体力は落ちます。

一般に実施されている糖質制限のほとんどは糖尿病の予防だったり、肥満の解消だったりするのでかなり大胆な糖質制限を行います。極端な糖質制限は活力を落とし精神的なトラブルを引き起こすことさえあります。

私の実施してきた糖質制限とは老化防止であり、体力の増強なのです。今年で70才を迎える私が今後10年以上、死ぬまで実施できることを目指しています。従って無理はしません。

具体的には炭水化物を止めてその代わりにナッツ類を食べることはしません。ナッツ類は高カロリーで糖分の代替エネルギーになるとは考えられますが、代謝には負担になります。
糖分の摂取を止めて肉食に代えると言ったこともやりません。これも老人にはきつすぎます。
白米を止めて、玄米に代えることもしません。玄米は老人にはきつすぎます。

私の実施してきた、糖質制限食とは白米中心の日本食です。白米の量を加減して味噌納豆などの発酵大豆食品や新鮮な魚介類や国産の鶏肉や豚肉などから充分なたんぱく質を摂り、国産の野菜や果物を適切に摂ると言った体に優しい糖質制限食です。

私の実施してきた糖質制限食で体重が増えました。171センチの身長で体重が60キロだったのが、現在は64キロです。筋肉が増強されているのを感じています。痩せるための糖質制限ではないのです。これは癌対策にも有効です。近年癌に耐えられるかどうかは体力にかかっていると専門家の一致した見方です。確かに過酷な癌治療に耐えて生還できているのは野球選手だったりボクシングの選手だったりします。痩せている人には抗ガン治療はできないなどと言われています。

私のやってきた糖質制限とはまさしく癌予防の糖質制限だと確信します。

 

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