医者が癌を宣告されたときの判断事例:内海聡医者の場合

2019/05/24 作成 八羅文明(書籍SNSマップ

 癌はいまだに《完治させる医療》が出来上がっていません。
一方では、癌の様々な性質が明らかになり日常生活の注意や生活の改善で
癌が消滅する事例も報告されるようになってきています。
こうした中で、多くの患者を診てきた医者が自分が癌になったときに
どのようにしているかを、知りたいとは思いませんか?
 今回は〈医学不要論〉などの多くの著作で知られる
内海聡の場合を参照したいと思います。
下記は〈医学不要論〉の中の〈私が癌になったらこうする〉からの抜粋です。

 最後に私が消化器系ガンになったらどうするかを書いてこの章を終わることにしよう。
ガンには簡単にいって四つのステージがあるが、私は仮に「ステージ1」なら手術はしないで保留する。これらはすぐにはおおきくならないし、三つの輪に注意を払って、生き方を立て直せば、消えることも充分ある。
 では、「ステージ2」「3」ならどうするか?
 私は自分が信頼する外科医たちにおそらく手術を頼むだろう。これは私が医学不要論を唱えながら手術に小さい価値を見いだしている証であり、精神医学は100%否定しても、医学は90%しか否定していない証である。
 実際、私は消化器医として、手術して完治し、一切の再発がなかった人をたくさん見てきた。そのすべてを否定することは事実に反している。酸化論を唱える小澤氏の文章も引用したが、酸化に関しては原発巣(このいい方もおかしいが)をとった後でもいくらでも補正がきく。だから自分でもそうするわけだ。
 ただ、ここで注意してほしいのは、術前術後の抗ガン剤、放射線治療はもちろん行わないし、さっさと退院してその後のフォロー薬も飲まない。
 さて、「ステージ4」(いわゆる末期ガン)ならどうするか?
これはもう答えは決まっている。安価で自分の身の丈に合った代替療法をするのみである。もしそれでダメなら死ねばいいことである。私自身そう決めているからこそ、この医学不要論を書いたのだ。

注意1.上記三つの輪とは精神の輪・46種類の必要栄養素の輪・有用かつ必要な栄養素で構成される輪と言っています。内海医師が考える生活と言うことでしょう。

 内海医師がガン治療で唯一信用しているのは手術で除去することです。それも、この場合には消化器系に限定しての話です。肺や肝臓などの癌に関しては不明です。手術のリスクが大きすぎると思っているのでしょうか?私の周囲にも大腸癌から回復して再発していない人が何人かいます。
 内海医師は抗がん剤などの薬は全く信用していません。信用していないなどと言うよりも害にしかならないと考えているようです。抗がん剤と言うのは癌にわずかのダメージは与えられるかもしれませんが、肝心の癌細胞を殺してくれるNK細胞やナチョラルキラー細胞も殺してしまいます。結局よほど超人的な体力でもない限り癌がなくなるところまでは行かないようです。あるアンケートの結果でも、ほとんどの医者が抗がん剤治療は受けたくないと思っているようです。上手くいったとして、多少延命できても悲惨極まりない時間を過ごしてしまう!と考える医者がほとんどのようです。
また、近年癌は熱に弱いことや過剰な糖分でしか生きられないことなどが分かってきて、末期がんでも、いわゆる治療なしに消滅する場合があることが報告されるようになってきました。こうしたことも、ほとんど希望の持てない抗がん剤治療や放射線治療を避ける医者が増えたこととも関係していると思われます。

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