八羅文明 (水溶性ケイ素とは!)
肥満や糖尿病やそれに伴う脳疾患などの予防のためにも糖質制限が必須だとするのは誰でも受け入れることができると思います。けれども、やりかたを間違えると生活の質が確実に落ちます。人体にとって血糖値の維持は決定的に重要です。多すぎると全身の様々な臓器が痛み、少なすぎると生命活動を維持できなくなります。特に血糖値が下がり過ぎた時の脳の活動に与える影響は深刻です。
集中力が衰えたり、記憶力が悪くなったり様々な症状が現れますが、深刻な精神疾患を招くことにもなりかねません。
そうしたトラブルを防ぐためには適切な血糖値を維持する必要があります。糖質ゼロを目指したりするのは問題外です。
どのような食事によって、どのような糖質制限によって過不足なく血糖値を維持して活力ある日常を送り、老化を防ぎ、肥満や糖尿病を予防できることになるのでしょうか?
ずばり、結論は【吸収の速い小麦や砂糖を避けて穏やかに吸収される、白米・芋類・果物などに限定して炭水化物を摂る】ことが必須になります。吸収の速い炭水化物を含む小麦を摂取すると、血糖値が急激に上がりすぎます。血糖値が急激に上がるので、インシュリンを大量に出してしまいます。そのために一転して低血糖になってしまいます。低血糖になると生命の危機ですから吸収の速いものが無性にほしくなります。こうして三時間おきにスイーツを食べて高血糖と低血糖を繰り返して適切な血糖値が維持できなくなってしまうのです。その結果情緒不安定になり、感情を爆発させたり、頭痛になったりします。深刻な精神疾患を患うことにもなりかねません。
参照:基本の糖質制限食