八羅文明 (水溶性ケイ素とは!)
過剰な糖質が肥満や糖尿病などの原因になり、これが様々な疾病の下地になることが問題になってきました。それで、糖質制限を実行して老化を予防して健康で快適な生活を保とうとするのは誰しも考えることです。けれども、糖質制限はやみくもに実行すれば、かえって糖分を代謝するために耐糖能力が衰えてしまいます。かえって、糖尿病になりやすい体質になってしまいます。人に限らず生物はその器官を適切に使用しなければ衰えます。糖代謝の要は膵臓です。膵臓も適切に使ってやらなければ機能は衰えます。
膵臓を適切に使うとは吸収が早くて過剰な負担がかかる砂糖・小麦を控えて白米や芋類などの穏やかに吸収される食材を摂ることです。吸収の早すぎる小麦や砂糖などを摂取すると、血糖値が急激に上がります、一時的ではありますが上がりすぎた血糖値は人体には有害なので膵臓から直ちに多量のインシュリンが放出されて糖分を中性脂肪に変えて血糖値を一気に下げます。そうすると、一転して人体は低血糖になります。低血糖になると生命の危機ですから、また、甘いものが欲しくなり摂ることになります。過剰なインシュリンの放出で、すぐに低血糖になるために満腹中枢が満たされません。このようにして3時間おきにスイーツを食べ続けて肥満し、膵臓が疲労して糖尿病になります。
穏やかに吸収される白米や芋類や果物を摂ったときには血糖値もゆっくりと上昇します。そうすると、糖分は筋肉や脳細胞などで活用されます。余った糖分はグリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられます。それでも、余ったものだけが膵臓から適度に出されたインシュリンで中性脂肪に変換されるのです。つまり、膵臓が適度に使われるのです。また、満腹中枢も働きますので過剰に糖分を摂取することは無くなります。
結論は【小麦・砂糖などの吸収の早い糖質をやめて、白米・芋類・果物などの穏やかに吸収されるものを摂ること】が必須になります。
参照:基本の糖質制限食